HANKISHIROARI
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シロアリはアリとは系統的に非常に離れていて、むしろゴキブリやカマキリに近縁の昆虫です。シロアリの職アリや兵アリは基本的には名前の通り白い色をしていて、その点でアリとは容易に見分けられますが、目にする機会の最も多い羽アリは着色していることが多く(ヤマトシロアリでは黒色、イエシロアリでは黄褐色)、からだや羽の形で見分ける必要があります。
シロアリ被害を早期に発見することは、被害の拡大を防ぐためにた異変重要なことです。以下のことに気を付ければ被害の有無を調べることができます。
シロアリ被害が激しくなってくると、柱や束が沈下し、歩いた時に何となく柔らかいふわふわした感じを受けるようになったり、襖や障子、雨戸などの立て付けが悪くなります。
ヤマトシロアリとイエシロアリは普通地下から床下を通って建築物へ侵入してきます。その際、基礎コンクリートや束、土台などの表面に土や排泄物でつくった蟻道を構築します。
ヤマトシロアリとイエシロアリは加害している木材の割れ目などに土(蟻土)を詰めて光や風を遮断します。
アメリカカンザイシロアリは、加害部から長さ1mm程度の大きさの砂粒状の糞を落とします。
3月から5月の昼間、特に午前中に黒い炉の羽アリが出た場合は、ヤマトシロアリで、5月から7月の夜電灯に黄褐色の羽アリが集まった場合はイエシロアリです。シロアリとアリの羽アリ違いに気を付けて確認してください。アメリカカンザイシロアリの羽アリは7月から9月の昼間に飛び立ちます。
シロアリによる加害が進んでくると、木材は内部が空洞になり、たたくことによって容易に被害を発見できます。さらに、ドライバーでほじくって見ると簡単に穴が空いたりします。
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